- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/05/17
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ついて語っている。
ちょっと見てみたくなるように紹介しているのがうまい。
もっと詳しくサスペンスの極意について知りたい人は、ヒッチコックの
「映画術」を読むといいでしょう。
その本にも書いているが、サスペンスというのは、映画の中にいる人が
知らない危機を観客が知っている、ということだ。
例えば、主人公が他人の部屋に忍び込んで何かを探しているとき、その
部屋の住人が戻ってきている描写があると、観客はハラハラする。
より精緻な脚本でサスペンスを盛り上げると、面白い映画になるのでは
ないかと思う。
でも、荒木飛呂彦が1位に挙げている「ヒート」という映画は、公開された
1995年に見ているけど、特に印象に残らなかった。
いま見たら面白いのかもしれない。
↓
私が好きなのは、飛行機で事件が起こる映画だ。
密室で、いつ墜落するか分からないというスリルが最後まで持続する。
そんなに数多く見たわけではないが、「エグゼクティブ・デシジョン」は
よくできた作品だと思う。
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でも、2001年以降はハリウッド映画をほとんど見なくなってしまった。
その点、荒木飛呂彦は最近の映画もよく見ているなぁ、と感心した。