Boaz2013-06-23

東京都議会議員選挙は自民圧勝。
これで来月の参議院選挙も勝てるだろう。
ねじれ解消である。


だが、ねじれというのは、サクサク法案を通したい人が言うので
あって、そういう人はじっくり議論するとか、お互いに妥協する
ということが大嫌いである。


何のためにサクサク法案を通したいかというと、世の中を自分の
思い通りにコントロールしたいからである。
このように考える人は、自分が無謬であると確信している。


となれば、「ねじれ国会」という言葉の出処は、霞ヶ関の官僚で
ある。
ねじれという言葉の裏にある苛立ちは、選挙民たちに向けられて
いる。つまり我々だ。



次の参院選で、官僚たちの念願が叶う。
国富を米国に差し出し、自分たちの天下り先をきっちり確保する
ような法案がサクサク通るだろう。


そのことに気がついて、衆院選で再びねじれを作ろうとしても、
受け皿となる政党はない。
自民党を操り人形にしている官僚たちの春は、今後10年ぐらいは
続くのではないか、という哀しい予感がする。