2013-03-13 ■ 朝日新聞で連載していた筒井康隆の小説「聖痕」が終わった。 円熟した素晴らしい小説だったと思う。 シェークスピアでいう「テンペスト」みたいな感じだろうか。 主人公の貴夫は岡田将生、弟の登希夫は斎藤工で映画化してほしい。 (年齢は逆だがイメージ的に) しかし、私のような素人には、どのような文学的仕掛けや遊びが 散りばめられているのか、よく分からないまま読んでいる。 実はこういう企みが隠されていた、というような解説があると、 もっと深く読めるのではないか。 書評が楽しみである。