これも前に友だちが貸してくれた本。
- 作者: 松本清張
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/05/24
- メディア: 文庫
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東京向けてに核ミサイルが発射され、それが発表されてからの1時間を
描いている。
こういう作品では、作者が何に対して怒りを抱いているか、とか
どういう劣等感があるのかがよく分かる。
だが、パニックものでは筒井康隆という巨匠がおり、彼に比べる
と一段落ちる。短いのでパッと読めるが、物足りなさもあった。
東日本大震災と福島原発事故があった後に読めば、政治家たちの
ドタバタも少しリアルに思えるかもしれない。
ただ、松本清張が思っていたよりも、いまの日本人の民度の方が
少し高かったみたいだ。
※なんかはてなスターをくださった方がいるが、表示する設定に
してなかったので、何度もクリックさせてしまったかもしれない。
すいませんでした。今日から表示します。