Boaz2012-04-01

東大話法というのがあるそうだ。
要するに自分の間違いを認めず、責任をとらないようにする
ように話を進めることらしい。


まあ、東大に限らず、官僚や学者の多くはそういう人だろう。
その人の中に東大出身が多いから名付けられたのだと思う。


なんでそういう人格になってしまうのか考えてみると、たぶん
東大に合格するような人は、東大に入学してすごい人を見る
までは、他人がみんなバカに思えたはずである(教師や親も
含めて)。


中学や高校の時期に、他人を無意識にせよ見下している“痛い子”
はよくいるけれど、実際に学校の成績がトップクラスだと、他人
を見下す根拠が自分にはある、と勘違いするだろう。


三つ子の魂百までというが、そのように人格形成された人が
大人になっても、ほとんど子供のような言い訳や挑発をする
ことは不思議ではない。


問題は、そういう徳のない人が行政機関や学術分野で偉くなり、
害悪を撒き散らすことである。


お勉強のできる子供を、どうやって優しい子にするか。
なかなか難しい問題だと思う。