![グーグーだって猫である ニャンダフル・ディスク付き [DVD] グーグーだって猫である ニャンダフル・ディスク付き [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51-DOrZ7RfL._SL160_.jpg)
グーグーだって猫である ニャンダフル・ディスク付き [DVD]
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2009/02/06
- メディア: DVD
- 購入: 5人 クリック: 48回
- この商品を含むブログ (209件) を見る
で放送していたのでようやく鑑賞できた。
この映画は、吉祥寺LOVEな作品だった。
私は隣の西荻窪や三鷹に住んでいたのだが、吉祥寺は大好きで、映画に
出てくる景色が懐かしくてたまらなかった。
マンガ家とネコのふれあいを描く作品かな、と思っていたら、マンガ家
が卵巣ガンになるというヘビーな展開だった。しかも実話。
入院している病院で、マーティー・フリードマン演じる死神が出てきて
(好演!)、マンガ家が看とった愛猫サバが人間の姿をして待っている
名場面がある。
ここはネコの死に接した人なら泣かずにはいられないシーンであり、サ
バは飼い主のマンガ家を赦してくれる。
(私が飼っていたネコと再会しても、彼は赦してはくれないだろう)
あたかも吉祥寺が楽園のように描かれていたり、森三中の3人が少し
鼻についたりするけれど、ほのぼのした佳作だった。
大島弓子は天才であるが、世間ではどのように評価されているのだろう
か? 日本の少女マンガという独特の表現形式もそうだが、作品内容も
世界に誇るべき水準だと思うのだが。