大学改革

大学入試問題が外部に送信された事件ですが、私が思うに、これからの
大学は単位取得を米国並みに厳しくして、卒業できる生徒を5割ぐらいに
すべきではないでしょうか。


そうすることで、たとえズルをして入学したとしても授業についていけ
なくなって退学せざるを得ず、最初からズルをしようと思わなくなりま
す。
(もし、ズルをして入学しても立派な成績で卒業できたとしたら、それは
本人の実力なので)


また、企業にとっても、本当に勉強した人間だけが卒業できるわけです
から、入社試験もやりやすくなります。


問題は、大学経営が厳しくなり、財務的な体力のある有名大学しか生き
残れなくなる、ということです。
留年・中退について、親に納得してもらうのも大変です。
さらに、中退した学生がニート化することも避けられないでしょう。


そう考えると、卒業を厳しくすると同時に、就職の多様化も必要になって
きます。
いまの経団連では、そんな改革は無理でしょうから、結局は今までどおり
入試は厳しく卒業は甘く、という体制が続くのでありましょう。


私なんかもその恩恵にあずかったわけで、ゆるーいキャンパスライフを
満喫できました。ありがたいことです。