年末にテレビ朝日系でやっていたバラコレを、だいたい見た。
バラコレとは、社員の経歴にかかわらず、面白いと思ったバラエティ
番組の企画を作り、30分番組を4日間で12種類放送する、というもので
ある。
90年代の、フジテレビの黄金期にも同様の実験的な企画が放送された
し、最近だとNHKが番組のタマゴと称してパイロット版を放送したり
している。
なので、こういうことができるテレビ局は、きっと面白い番組を作る
ことができるだろう。とりあえず、そう信じたい。
で、どれが良かったかというと、無難に「千原ジュニアのあるある24」か
「いいトコ突くねえ!データ郎」だろうか。
番組的にネタが続くかどうかが勝負だろうけど。
また、テレ朝ならではの下衆い企画も光っていた。
「お金持ちと結婚するための10の方法」や「The Lock Question Answer
Judge Reason GAME」は、いかにもな出演者たちがキャスティングされて
いて良かった。
「バカリズムの伝えるほどでもない HEADLINE」はふわっとしすぎ。
ていうか、バカリズムの絵がメインだと厳しいかも。
「芸夢」は、もっとエロい方向に突っ込んでいけば目があるかも。
もしくは、小学生が翌日学校でやってみたくなるゲームに特化したら
ブレイクするかもしれない。
結論として、テレ朝の若い人たちは、どんだけ加地倫三プロデューサー
に憧れてんだ、ということが分かった。
あと、千原ジュニアを使いすぎ。前田有紀アナウンサーもな。