木曜日のフルット

木曜日のフルット 1 (少年チャンピオン・コミックス)

木曜日のフルット 1 (少年チャンピオン・コミックス)

私の中の石黒正数ブームは続く。
週刊少年チャンピオンにこんな猫マンガが連載されているとは。
毎回タイトルロゴを工夫しているところが大好きだ。


猫マンガで大ヒットしたのは小林まことの「What's マイケル」だったけど、
その後はどんな作品があるのだろう? 
私はヤンマガで連載している「ユキポンのお仕事」ぐらいしか知らない。
たぶんもっとたくさんありそうだ。
あ、大島弓子の「グーグーだって猫である」は映画になったな。


それにしても、なぜ猫マンガに登場する人間はダメな奴が多いのだろうか。
猫が人間を批評する漱石の小説が、日本人のマインドに沁み込んでいるから
か。


見開き2ページのマンガなのに、なぜか何度も繰り返して読んでしまう佳作
であった。