10月3日にNHKホールであった山下達郎のコンサートに行ってきました。
今回のツアーはセットリストが素晴らしくて、早くライブアルバムを出して
くれないかと思います。
なんかツイッターによると松浦亜弥も来てたらしいっスね。
前に住んでいたので、上京したときはいつも吉祥寺のホテルに泊まります。
1年半ぶりに街を歩いてみると、前にはなかった「上海焼き小龍包」なんて
のを売ってたりします。
西荻窪にも足をのばして、懐かしい場所の写真を撮りまくりました。
かつて私が住んでいた下宿も、建て替えてしまいました。
友達とよく行列して食べたステーキ屋さんは健在でした。
風呂がなかったので通っていた銭湯もありました。
このとき気がついたのですが、この街は肉屋が多いですね。
西友があるにもかかわらず、地元の人は肉屋で買うことが多いのでしょう。
私も豚コマをよく買ってましたっけ。
松山にも昔は肉屋がありましたが、今はとんと見かけません。
スーパーが駆逐してしまったんでしょうね。
あいにくの雨模様だったので、建設中のスカイツリーを見に行くことを
諦め、東京駅の地下にあるラーメン街で「六厘舎」のつけ麺を食べてきま
した。旨かったです。
こないだテレビでさだまさしが出ていて、自分の父親の精霊流しをしてい
ました。かなり大きな船をこさえて街を練り歩くのです。
このとき、さだまさしは「東京にいても長崎に帰りたかー、ちゃんぽん食べ
たかーって思うもん」と語っていました。
私にはこのような故郷への愛情がありません。
松山に帰りたいと思ったことはないのです。仕方なく帰ってるけど。
たぶん、それは幼い時にその土地で幸せを感じたかどうかだと思います。
いい思い出がある人は、郷土愛を育めるでしょうし、そうでもない人は
単なる生まれた土地以上の感情を持てないのでしょう。
私が上京したら西荻や吉祥寺を必ず訪れてしまうのは、そこが私の心の
ふるさとだからであります。ポルトガル語でいうならば、サウダージな
のであります。