去年の春、志望校に合格した子の保護者の方から、お礼にバスピローを
いただいた。
風呂で使える枕である。
これを使って半身浴をするとすごく楽なのだが、我慢していると早く湯船
から出たくて喉がひりひりする。
半身浴のあいだ、ぼーっとしているのも退屈なので、防水ラジオをつけて
それを聴いている。
で、汗がダラダラ出てきて我慢できなくなると、この曲が終わったら上が
る、という自分ルールを決める。
知っている曲なら、だいたいの時間が読めるし、もうそろそろ終わりだと
いうことが分かるから乗り切りやすい。
しかし、知らない曲だと、そもそも長い曲なのか短い曲なのか分からない
ので辛い。
もう終わりかと思わせてサビに戻ったり、格好つけて最後をゆっくり唄っ
たりしやがる曲は、早く終われ！ と叫びたくなる。
こうしてたっぷり汗をかかないと、風呂場が冷え切っているから風邪をひ
いてしまうのである。
最近の建物は、風呂場に暖房が入っているらしいのでうらやましい。
