サマータイム導入反対

郵政民営化騒動で一度はポシャッたサマータイム導入が、また画策されているらしい。
いいかげん、この国会議員どもは落選させられないものか。


小林信彦がコラムで何度も指摘しているが、サマータイムは一時期わが国でも導入された
ことがあり(1948年から1952年まで)、うまく機能せず廃止になっている。


今回はエネルギー節約になって環境にもよろしい、という錦の御旗があるみたいだが、私
はむしろ環境に負荷がかかると思う。


サマータイムは、もっと緯度の高い地域でないとうまくいかない。
なるほどヨーロッパでは夏になると、夜9時前ぐらいまで明るい。このくらいならば時刻を
ずらしてもいいだろう。


しかし、日本では真夏でも7時半ぐらいには暗くなるのである。
地理的な条件が違うのに、なんでサマータイムにしなければならんのか。


それに、残業をなくして早めに帰宅するようになる、とか言っているがウソである。
単に早起きして余計に働かされるだけだ。


たとえば、新幹線が導入される前と後では、どちらの方が忙しくなったか。
あるいはファクシミリの導入の前後で考えてもいい。


通信や移動手段は格段に進歩して生産性は上がっただろう。
もし、それで楽になるというのなら、それは生産性に対する仕事量が不変である、という条
件が必要だと思う。


ある作業の時間が短縮されるということは、その分だけ別の仕事が入るのである。
決して余暇が入ることはない。


喜ぶのは株主と老人だけだろう。