なぜ女はナンパしないのか? 

女が男をナンパすることを「逆ナン」という。
なぜ「逆」という言葉が使われているかというと、通常は男が女をナンパするからだろう。


では、なぜ女はナンパしないのか? 
自分の価値が下がると思っているからだろう。
誰にでも声をかけることは性的にだらしがないということで、処女性が重視される文化だと
ナンパはやりにくくなる。


だが、現在の日本では、性的なハードルが下がり、女から声をかけてもそれほど違和感がな
いところまで来ているのではなかろうか。


ただ、男にはナンパできるタイプとそうでないタイプがある。
私は絶対に自分から女の子に声をかけるなんてできない。
女も同様に、ナンパできるタイプとそうでないタイプに分かれるだろう。


では、これまでナンパをしたくてもできなかった女たちは、どのような手段を使っていたの
か。
たぶん、どうしても男が声をかけざるをえなくなるような状況を作っていたのではないか。
例えば派手で露出の高い服を着るとか、思わせぶりな態度をとるとか。


今週だったか先週だったか忘れたが、朝日新聞に、最近の20代から30代は恋愛をしない
傾向にあり、それは困ったことだ、という牛窪なんとかという人のインタビューが載って
いた。
うろ覚えなのでよく思い出せないのだが、男はコミュニケーション能力を高めて女に声をか
けてほしい、という内容だったような気がする。


なんで恋愛に関しては、男が一方的に努力しなければならないのか、よく分からない。
女は自分を可愛く見せて、ひたすら受け身でいればそれでいいのか、と思う。


しかしナンパというのは、たぶんされる立場になると鬱陶しいものだろう。
私がかなりイケメンだとして、ブサイクな女が次から次へと声をかけてきたら、かなりイラ
イラすると思う。
自分好みの美人が声をかけてきたらうれしいけれど、滅多にそういうことはあるまい。


‥‥ときどき私がこのような変なことを書くのは、たぶん疲れているからだ。
睡眠時間が足りないのだろうな。