一升餅

一升餅という風習があるそうだ。
詳しくはクリックしていただければいいが、簡単に説明すると、1歳の誕生日を迎えた子供に
風呂敷に包んだ一升のお餅(約2kg)を背負わせ、尻餅をついたり歩けなかったりするのを見
て、一生(一升)お米がついてまわる、と語呂合わせで祝う風習である。


私はこれを今日友だちに聞いて初めて知った。
友だちも1歳のときに親にやってもらったそうだが、もちろん憶えていない。
その友だちの子供が1歳になったとき、近所の和菓子屋の店先をふと見ると「一升餅承ります」
的な張り紙があったそうな。


なぜ自分の故郷から遠く離れた場所で、同じ風習があるのだろうか、と驚きながらも、一升餅
を注文して家族でお祝いをしたとのこと。
ちゃんと写真も見せてもらったが、巨大な餅に赤く“寿”と描いてあった。


一升餅」でググると、63200件がヒットした。
この数字はどうなんだろうか。
知ってる人は知っている、ぐらいの認知度なのか、割と知られているのか、よく分からない。


ともあれ、いくつも通信販売の会社があるということは、それだけの需要があるのだろう。
全国的にどのように分布しているのか分からないので、誰か調査してほしいものだ。
民俗学者に聞いたら一発で分かるかもしれないが。