クリスマス・イブ

クリスマス・イブ

クリスマス・イブ

泣く子も黙る山下達郎の「クリスマス・イブ」である。
この時期、誰でも一度ぐらいは耳にしたことがあるのではないだろうか。
来年でシングルリリースしてから25周年になるらしい。
四半世紀愛されているというのは、なかなかすごいことだと思う。


山下達郎の妻、竹内まりやもいくつかクリスマスソングを書いており、毎年ケンタッキーフライド
チキンのCMに使われている「すてきなホリデイ」が季節ソングとして定着しそうである。


多くの歌手がクリスマスソングを出しているが、長く聴かれている楽曲はそれほど多くはない。
特に、日本の市場では定番になっている曲は限られていると思う。


たぶん、クリスマスというイメージから、切ない歌詞を哀愁のあるメロディに乗せ、荘厳なアレン
ジで整えると一丁上がり、みたいな感じで作っているのではあるまいか。
そして、それらはほとんど「クリスマス・イブ」の後追いになっているような気がする。


それにしても、日本人のほとんどがクリスチャンでもないくせに、毎年はしゃいでいるのが不思議
でしょうがない。
私なんかはクリスマスにイメージされるような幸せな思い出はひとつもないので、苦々しい気持ち
で過ごしていたのだが、最近はもうどうでもよくなってきた。


むしろ、塾の子供たちがクリスマスを楽しみにしているのを見ると、そういうイベントがあっても
いいのかもしれない、ぐらいに思ってくる。
もっとも、幼少期からしっかりと消費経済に組み込まれている気がしないでもないけれど。


消費経済で思い出したが、クリスマスシーズンになると、近所のスーパーでレジのおばちゃんたち
が赤いサンタ帽をかぶらされて仕事をしている。
あれは似合ってないというか、痛々しいのでやめてほしいのだが、他のお客さんたちはどう思って
いるのだろう。


25日の夕方を過ぎると、一気に年末年始モードになるのも気ぜわしい感じだ。
で、年末ソングといえば、ユニコーンの「雪が降る街」が好きです。



このPVに小道具として使われている携帯電話のでかさが時代をあらわしてますね。