議員立法

中3の公民で国会の役割とかを教えた。
この中で「議員立法」という言葉があるのだが、多くの人が批判しているように、国会議員は
法律を作ることが仕事なのだから、議員が立法するのは当たり前である。


いわば「教員授業」とか「警官逮捕」みたいに、そりゃ当たり前やんけ、という言葉だと思うのだ。


なのに、なんだか国会議員が頑張ってやりました、みたいなニュアンスがあって、本当はそういう言
葉を使われたら恥じるべきだろう。


ちなみによその国ではどうなっておるのだろうか。
米国は基本的に議員が法案を提出するみたいだが、先進国の国会議員は法律の専門家が多いのか、
よく分からない。


Wikipedia を見ると、議員が法案を出すときは、ちゃんと法律としての体裁を整えるために、議院
法制局というところでプロが審査するらしい。
法律は、もはや素人には手を出せないほど複雑になってしまったということだろう。


しかし、逆に考えると、どんな素人の思いつきでも、法制局を通せばそれなりの法案に仕上がるわ
けなので、国会議員が彼らを利用しない手はないと思う。
彼らに「アホか」と門前払いされても、どんどんアイデアを出すことが国会議員の仕事ではないか
と。


ただ、本当にアホみたいな法案がどんどん提出されて、国会の審議が滞ってしまうようではいけな
いので、国会議員にはまともな人を選ばなければならない。
選挙するのは国民なのだから、アホな人を選んでアホな法律が成立したら、困るのは国民だ。
そのあたりの責任感って、ほとんど欠如してるんだろうな。


ところで、ここ5年ぐらいの間に、富裕層だけが得をするような法律改正が進んでいるような気がす
るのだが、私の勘違いなのだろうか。
どうせなら、堂々と「富裕党」とか「資本党」などと名乗って、金持ちの金持ちによる金持ちだけ
の政治をやる、と立候補すればいいのに。


本文と写真はまったく関係ありません

从,,^ ロ ^)<石川さんの説教を禁止する法案を提出したいと思います