明日は選挙報道一色になるので、みんなブログなんか読んでいる暇もなかろうから、その隙に
与太話を書く。
日本は米国の属国である。
少なくとも、国内に米軍基地があり、米国債を大量に引き受けて自由に売れず、軍事的・経済
的に属国である点は、誰しも事実として認めるだろう。
これは悔しいから、なんとか軍事的な独立を果たし核武装をしたい、というのが憲法を改正し
ようという人たちの願いだと思う。
去勢されたペニスを取り戻したい、という欲望に似ている。
では、経済的な独立はどうなんだろう。
米国債を売ったら、何かいいことがあるのだろうか。
素人だからよく分からない。
少なくとも、先日の株安や、外資系の投資ファンドにおびえている日本企業は、自分のルール
で戦っていないことは確かだ。
ルールをどんどん変更できるプレーヤーと、ただルールを押し付けられるプレーヤーがゲーム
をした場合、どちらが勝つのかは明らかだろう。
さて、日本は軍事的・経済的に米国の属国だとして、私たちはどうすればいいのか。
私は、再びケンカしてもボコボコにされるだけなので、じっと我慢して米国が滅びるのを待つ
しかないと思う。
これは数世代の時間がかかるので、いまの人が生きている間はずっと属国のままだろう。
それでも、また無茶なことをして米国に首根っこを押さえつけられるよりは、面従腹背して、
相手が自滅するまでチャンスをうかがう方がベターだと思う。
それに、食べ物やサブカルチャーについては、どう考えても日本の方が優れているので、米国
を少しづつ洗脳し、日本化していくのも手だろう。
君たちの文化は、実は大したことがないんだよ、と教えてあげるのだ。
その一方で、中国やインドが力をつけてきたとき、戦争もせず、属国にもならないように立ち
回るにはどうすればいいだろうか。
私は、これまで日本が演じてきた、「ドラえもん」でいうところのスネ夫的キャラクターから、
出木杉くんのようにならなければいけないと思う。
スネ夫になく出木杉くんにあるものは、みんなからの尊敬である。
決して特定の国に媚びず、誇りを持って外交できる国になってほしいなぁ、と願う。
そういうことを言って立候補している人に一票入れたいものだが、誰かいないのかしら。
本文と写真はまったく関係ありません
日付は去年のものです
