花粉の飛散量予測

以下は、環境省が調べた、今春5月ごろまで通して、1平方cmにどれだけスギ・ヒノキの花粉が
落ちてくるかを都道府県別に予測した表である。
(あくまで予想なので、天気や風向きによって変化する)

まず、上位10県から。

順位 都道府県 個/c㎡
1 高知 3233
2 大分 2882
3 愛媛 2836
4 宮崎 2755
5 静岡 2658
6 滋賀 2438
7 福岡 2311
8 奈良 2147
9 鳥取 2144
10 兵庫 2004


高知県がトップである。よほどスギ・ヒノキが多いのだろうか。
2位は大分県、3位は愛媛県だ。ほとんど同じぐらいの量が予想されている。
私は東京で暮らしているときは、まったく花粉症にならなかったのだが、愛媛県に戻ってきた
翌年に花粉症になった。それだけ花粉が多いのかもしれない。
(ところがその2年後に、ピタリと治ってしまった。別のアレルゲンのせいだったのか?)


次に下位10県である。

順位 都道府県 個/c㎡
37 山梨 901
38 神奈川 864
39 広島 846
40 新潟 838
41 島根 836
42 宮城 790
43 秋田 739
44 長野 631
45 千葉 624
46 北海道 55


納得いかないのは、鳥取県が9位になっているのに、隣の島根県は41位になっている点だ。
風向きの関係なのか? 
それに、山ばかりの長野県が下から3番目というのも不思議だ。中部地方はひとつも上位にランク
インしていないが、スギ・ヒノキの割合が少ないのか? 
どうも、この調査自体が胡散臭い気がしてきた。


北海道がダントツに少ないのは、森林面積に占めるスギ・ヒノキの割合が1%程度だからだそうだ。
ちなみに沖縄にはスギ・ヒノキがないため、調査データがないらしい。
花粉症から逃れるなら北海道か沖縄に行けばいいみたいだけど、普通の人は春だけそこに住むこと
なんかできないだろう。


余談。
最初は「アレルギー性鼻炎」と呼ばれていたのに、たくさんの人が罹患するようになると「花粉症」
という名前になった。
少数派では共感されないけれど、多数派になると共感されるパターンである。


英語には「肩こり」を直接指す単語がないらしい。
これも、少数派ゆえのことだろう。あるいは、多くの人が肩こりなのだけれど、誰も話題にしない
だけなのかもしれない。


口臭は、口臭予防の薬品が発売されるまで、誰にも意識されなかったそうだ。
それと同様に、肩こりも世界中の人が悩んでいる問題かもしれず、一度それが意識化されればサロン
パスやピップエレキバンバンテリンなどが飛ぶように売れるはずだ。


まずは外国人に「KATAKORI」という言葉を宣伝することから始めれば、ビッグビジネスになるかも
しれない。米国やロシアには巨乳の人が多いんだから、きっと肩こりの女性も多いに違いないし。


本文と写真はまったく関係ありません

川*^∇^)||<うちはハウスダストに弱い
州*‘ -‘リ<あたしは肩がこる