はい、そういうわけで都道府県別 本の売り上げランキングですよ。
まずは上位10都府県から。
順位 | 都府県名 | 金額 |
---|---|---|
1 | 東京 | 3万8315円 |
2 | 大阪 | 2万1995円 |
3 | 京都 | 2万1595円 |
4 | 石川 | 2万0857円 |
5 | 愛知 | 2万0118円 |
6 | 富山 | 1万9679円 |
7 | 大分 | 1万9477円 |
8 | 鳥取 | 1万8770円 |
9 | 新潟 | 1万8156円 |
10 | 福岡 | 1万8033円 |
ついで下位10都府県。
順位 | 都府県名 | 金額 |
---|---|---|
38 | 山形 | 1万3378円 |
39 | 高知 | 1万3234円 |
40 | 滋賀 | 1万3078円 |
41 | 佐賀 | 1万3074円 |
42 | 茨城 | 1万3044円 |
43 | 和歌山 | 1万2571円 |
44 | 宮崎 | 1万2366円 |
45 | 沖縄 | 1万2237円 |
46 | 熊本 | 1万1647円 |
47 | 奈良 | 1万0212円 |
※総務省「社会生活統計指標」から、小売業の書籍・雑誌販売額(01年)を人口で割って算出
東京がダントツの1位だが、これは当然だろう。
本といってもマンガや雑誌も含んでいるから、厳密にはどういうジャンルの本にお金をつぎ込んで
いるかは分からないけれど、やはり大都市の人ほど本を読むのは間違いない。
よく駅前に、駅や電車の中に捨ててあった雑誌を拾ってきて100円で売っている人がいたが、あれも
けっこう儲かるらしい。
田舎では、まずお目にかかれない商売だ。
それに、ブックオフはともかく、都会の古本屋と地方の古本屋ではレベルが違う。
ということは、都会では知的な書籍が還流するサイクルが確立しているが、地方ではそういう流れが
ないということだろう。
大学の数が違うから、仕方ないけど。
上位には石川県や新潟県などの北陸勢ががんばっている。
雪に閉ざされると、部屋で読書をすることが多いのだろうか? 偏見かもしれないが。
下位の奈良県、和歌山県、茨城県は、大都市の通勤圏なので、本は仕事場の近くで買って帰る人が
多いのではないか、とこの統計を載せている新聞に書いてあった。
そうすると、熊本県や宮崎県の低さが不思議だが、流通の関係で都会のようにすぐに本が書店に
ならばないからかもしれない。
アマゾンなどのネット関連の売り上げも加算すると、順位は違ってくるかも。
マンガに関して言うと、松山市の古本屋はわりと充実しているように思える。
ただ、新刊書を扱う本屋は、紀伊国屋書店ぐらいしか信頼できるところがない。
そういや、ヴィレッジ・バンガードという本屋があるが、こないだ行ったらマンガ売り場が大幅に
縮小されていた。けっこうマニアックな品揃えだったのに。