- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2006/06/09
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劇場公開時は、絶賛する人もいれば貶す人もいて(当たり前だが)、見に行くきっかけを
失っていたのだ。
で、最後まで見たら、まあ普通に面白い映画だった。
かといって、感動して涙を流すとか、生きる希望をもらった、なんていう内容でもなかったけど。
そもそも私が生まれる前の話なので、ノスタルジーなど湧くことはなかったし。
むしろ、昭和30年代に撮影された日本映画を見た方がよくね? ってことで。
そうはいっても、堀北真希には心奪われるものがあったですよ。
青森から集団就職で東京に来たっていう設定がキャラにばっちり合っている。
東北弁も最高だ。
前に「純情きらり」を見たときにも書いたのだが、まだ日本が貧しかった時代のファッションに
萌えるものがある。
この映画でいうと、堀北が演じる“ロクちゃん”の姿が、私にとってのストライクだ。
すなわち、黒髪・お下げor三つあみ・タートルネックのセーター・厚手の生地のロングスカート・
白いソックスですわ。ですわ、て。
メイド服にはピクリともしないが、この昭和ファッションというか、貧乏服にはときめくものが
ある。自分の征服欲を満たされるからだろうか?
モーニング娘。でいうと、新垣里沙か道重さゆみにこういう服を着せると似合うのではないかと。
意外と亀井絵里もフィットするやもしれぬ。
ハロモニで貧乏娘コントとかやってくれないかな。
話を映画に戻すと、いくつか疑問がある。
・ロクちゃんはなぜ親に捨てられたと思い込んだのだろう? いくら実家から手紙が来ないとはいえ、
そこまで思い詰めることもないと思うのだが。
・セーターの肘に縫いこまれていたお金って、洗濯したらボロボロになると思うのだが、お札ではなく
硬貨だったのだろうか?
・お金持ちのクルマで去っていった淳之介は、どうやって戻ってきたのだろう?
などなど。
そうそう、たまたま「椿山課長の七日間」を見に行った日に、続けて「ALWAYS」を見たんだけど、
どちらにも須賀健太っていう少年が出ていて、子役の世界も狭いなぁ、と思った。
来年には続編が封切りになるそうだが、ロクちゃんはどうなるんだろうか。
スカウトされて芸能界に入る予感がするな。