エアコン普及率

ネタがないときは、新聞の切り抜きから拾ってこよう。
今回はエアコンの普及率の話。
都道府県別の、1世帯当たりのルームエアコン所有台数(2人以上の世帯が対象)である。


まず、上位10都道府県

順位 都道府県 台数
1 徳島 3.29
2 三重 3.17
3 香川 3.17
4 福井 3.13
5 和歌山 3.12
6 京都 3.09
7 奈良 3.02
8 滋賀 3.01
9 岡山 2.93
10 愛知 2.82


そして、下位10都道府県

順位 都道府県 台数
38 山形 1.73
39 沖縄 1.66
40 山梨 1.60
41 秋田 1.31
42 福島 1.29
43 宮城 1.27
44 長野 0.93
45 岩手 0.66
46 青森 0.61
47 北海道 0.19

小数点以下3位を四捨五入 04年総務省調査より


徳島が謎の1位である。それほど暑い地域ではないと思うのだが。
ていうか、上位の県を見てみると、近畿圏の地域が多い。
徳島県も、淡路大橋を通ったらすぐに大阪に行けるほど近い。


そうすると、私は近畿圏の電器屋のパワーが強いのではないか、と推理する。
1軒に1台しか売ってこない営業マンは、どやしつけられているのではないか。
部屋全部にエアコンつけさせるぐらいやってこい! と尻を叩かれた結果、関西一円にエアコンが
普及しているのではなかろうか。


一方、ダントツに少ないのが北海道である。
夏は冷房がほとんどいらないだろうし、冬は強力な石油ストーブでないと死ぬからだろう。
札幌に行ったときも、千歳空港から乗った電車の窓からは、戸外の家に灯油のタンクが設置してある
のを見て、冬の厳しさを思い知ったものだ。


沖縄もエアコンはあまり普及してないようだ。
ちなみに36位が鹿児島、37位が宮崎だそうで、九州南部もなぜかエアコンが少ない。
暑そうなのだがなぁ。
やはり、猛烈なセールスをする電器屋がないからだろうか? 


両方の表を見ると、かなり寒い地域や暑い地域でエアコンの販売が振るわないということは、実は
エアコンというのは中途半端な性能でしかないのではないか、と思われる。
つまり、暖房として使うならば、電気よりもむしろ石油ファンヒーターとか床暖房などの方がいいし、
冷房として使うにしても、電気代がかかって健康にも悪いというイメージがあるのではないか、と。


私はコタツひとつで生活しているので、かなりエコなのだが、冬は部屋の中の息が白くなる。
かじかんでキーボードを打つ手が動かなくなることもあるので、何とかしたいとは思うのだが‥‥


本文と写真はまったく関係ありません

从*^ー^)<うう、寒い!