「オフ喜利」っていう催しがあるそうで、私は縁もゆかりもないが、ウェブ上で面白いことを
書いている人々が一堂に会して、実際にお客さんの前で面白いことを言ってもらおう、という
企画のようだ。
で、空気も読まずに勝手に提案させていただくのだが、これをオフではなくオンでやったら
どうだろうか?
はてなでは、人力検索というのをやっておりますな。
質問を投げ込むと、誰かが答えてくれるという相互扶助システムです。
これを笑いにシフトするとどうなるか、という実験であります。
まず、「ボケ BOX」というのを作る。まあ、名前は何でもいいんだけど。
ここに、お題を投稿できるようにする。
部門を分けると、なおよろしい。「ガキの使い」のトークの元のようなものや、写真で一言、
あいうえお作文、成分表、など。
そのボケに対して、面白い返しを投稿して、ウェブ上で評価していただく。
優秀な人にはポイントを差し上げる。
もちろん、こういうことをすでにやっているところがあると思うが、運営は大変だろうし、
笑いを評価する基準も難しい。
しかし、M-1 グランプリや P-1 グランプリのような、大きな舞台を作れば、それだけ話題に
もなって、全体の底上げもされるだろう。
なんでこんなことを書いたかというと、ある日ふと、このサイトに行けば、何か必ず面白い
ものが見られる、というウェブ上の寄席があればいいなぁ、と思ったのですよ。
そういうのは、とっくの昔からあって、私だけが知らないのかもしれないけど。
プロじゃないけど、ウェブ芸人にはなれる、という人材が、日本にはたくさんいると思うん
ですね。それこそ、ラジオのハガキ職人の時代から、いまだと掲示板のネタ職人まで、連綿と
続いているわけで。
それらの人々が草の根でつながることによって、プロの芸能とは違った流れが生まれると
面白いかな、と妄想するわけです。
野暮なことを延々と言ってしまい、すいませんでした。