パンキョー

こういうことを書くと、後出しジャンケンのようで気が引けるのだが、ライブドアの堀江
社長の言動には、教養を感じなかった。それは、他にもメディアに露出している新興の
金持ちたちにも共通することだ。


教養を感じないとは、具体的にどういうことかと言われても、適切な例が見当たらない
のが残念なのだが、印象が薄っぺらいのですよ。感覚でものを言ってて悪いんだけど。


じゃあ、なんで最近のIT長者には教養を感じないかというと、彼らは無駄なことが嫌い
だからでしょうね。
ほら、大学に入ると、一般教養の必修単位を取らなければならないでしょう? 学生時代
「パンキョー」と略してたアレです(そう言っていたのは、私の学校だけか?)。


一般教養科目は何のためにあるかというと、大学で教育を受けた以上は、バランスの
取れた教養人になってもらうためでしょう。
ま、ほとんどの大学生は、適当に過去問を入手したりして試験をクリアーしてるんだろう
けど。


ビジネスで儲けて早く金持ちになるには、目標を定めて最短距離を走らなければならない。
だから、文学とか歴史だとかに下らない時間を費やすよりは、商法や財務諸表を勉強
したり、誰にも真似できないビジネスモデルを考える方が大事に決まってる。
たぶん、起業する人って、そういうタイプが多いんじゃないかな。


それは、一面ではアグレッシブで尊敬できることなんだけど、私はバランスが悪いんじゃ
ないかな、と思う。
体脂肪率を極限まで減らしてしまい、スタミナがなくなるようなイメージかな。


ブログでいろんな人の文章を読むと、この人はビジネス書しか読んでないのかな、という
文を見かける。たいてい上から見下したような視点でものを見てますな。
ある意味、とても頭がいいからだと思うけど、好きにはなれない。


逆に、引き出しのいっぱいある人の文章は、読んでて共感するというか、あーそうそう
俺もそう思ってた、と思うことが多い。


ま、私もそういう魅力のある文章が書ければいいなー、と夜中に頭をひねりながら思った
ですよ。やっぱ、無駄な時間をかけてないと考え方が痩せるね。