世界の中心で、愛を叫ぶ

テレビでやってたので初めてみた。
原作の小説は、とある作家さんに「なんでこれが売れているのか分からないから、ちょっと
読んでみてほしい」と言われて読んでいた。


そのときの感想は
(なんじゃ、このあだち充みたいな話は?)
だった。
長澤まさみが「タッチ」で南ちゃんをやるのも、むべなるかな、という感じだ。


恐らく、監督も原作を読んで頭を抱えたに違いない。
なんとか映画になるように、原作にない要素を加えてみたのだろう。


だが、それは味の薄いすまし汁にいろんな調味料を加えてしまい、収拾がつかなくなった
のでカレーにしたようなものだった。カレーだったら、たいていの人が好きでしょ、と
いう安易さが感じられた。


何の根拠もないが、悪いのは脚本に名を連ねていた、坂元裕二のような気がする。
なんでこいつに仕事をまわすのかが分からない。


上記のような感想は、映画公開時にさんざん書かれているだろうから、いまさら何を
書いてもしょうがないのだが、この映画で泣いた人は、ある意味ピュアだなぁと思う
ですよ。


そういや、テレビドラマにもなったんだっけ。
見てないけど、どんな話になったのだろうか?