がんばっていきまっしょい第四回

今回はコーチの話である。
石田ゆり子が演ずる大野仁美が、女子ボート部の子たちに触発されて
久しぶりにやる気になるのだが、それがかみ合わず女子ボート部員
たちと対立してしまう。


それがきっかけで
女子ボート部員たちが勝手にボートを漕いで沖へ出て、行方不明に
なってしまったために警察を呼ぶ騒ぎになり、男子部員とも対立してしまう。
どうなる、女子ボート部!? というところで来週に続く。


人に何かを教えるというのは難しいもので、まず生徒に信頼されなければ
ならない。生徒は常に教師がどのくらいの資質なのかをチェックしている
のだ。
特に、小中学生たちは、理不尽なくらい能力を要求する。
それを力でねじ伏せているのが(別のドラマだが)「女王の教室」の阿久津
先生だろう。


まあ、万人から尊敬されるような人間というのはいないだろうから、教師と
生徒の関係というのは、何らかの誤解に基づいていると言えるのかもしれ
ない。


そのあたりの
「学ぶとはどういうことか」ということについては内田樹の「先生はえらい」
という名著があるので、ぜひ読んでいただきたい。


今後、コーチと女子ボート部がうまくかみ合って、試合でいい結果が出る
ようになればいいのだが、それは再来週になりそうだ。


来週は、一人降板したゴタゴタのせいか、総集編とドキュメントが放送される
らしい。最終回までの話数は足りるのだろうか。心配だ。